構造とは?

今回は、私の専門分野の一つである構造とは?何かをお話してみたいと思います。 私は、デザインをする意匠設計者ではありますが、その前に構造エンジニアでもあります。一級建築士でありながら、構造設計一級建築士という国家資格も保有しております。

意匠設計者とわざわざ表現していますが、一般的に皆さんが想像するデザインしたり、計画したり提案したりしている建築士のことです。


構造エンジニアを分かりやすく言うと、

「構造を理解している一級建築士」

ということだけではなく、

「構造設計ができる一級建築士」

として国から認定された建築士ということになります。

資格については、また別の機会に解説していきたいと思います。


さてさて、構造とは、一体どんな専門分野なのでしょうか?イメージし易くするために、人体に例えてみます。

建物を人間の身体に例えると、構造とは、骨や筋肉に該当します。血管や臓器は、設備と言えるのではないでしょうか?つまり、構造とは、身体を支える部分であり、設備は、体内で必要なものを送り出したりする臓器だったり、血液を運ぶための血管などのようなインフラ部分と言えます。

これらを建物で言い換えると、

構造→骨や筋肉は、柱や壁、床、梁など。

設備→血管や臓器は、水道管やポンプ等。

に該当します。

少し専門用語も出てきましたけど、用語についても今後、別コラムとして解説していきますね。つまり、構造というのは、建物を自立させるために支える部分だと理解して頂ければ良いかと思います。


私は、構造というのは、建築物が建築物であるための最低条件だと考えています。つまり、屋根さえあれば、それは雨や日差しを遮る建築物となり得ます。私は、特に設備を装備していなくても建築物と言っても良い建築もあると考えています。

如何でしたか?構造のイメージが出来たでしょうか?今後、コラムを読み進めるにあたって、構造というものがキーワードとなる場合がありますので、早めの段階で解説させて頂きました。

それでは、また!